HP(ヒューレット・パッカード)のスタンダードノートパソコンの初期設定をする機会がありましたので、電源ONからWindows11の起動までの流れをご説明します。
機種は、HP Pavilion 15-eh(AMD)パフォーマンスモデルG3です。
CPUは「AMD Ryzen™ 7 5825U 8コア/16 スレッド・プロセッサー」、メモリは「16GB」、SSD「1TB」とネットや動画の視聴には十分なスペックで、写真の加工や動画の編集もストレスなくできるくらいのスタンダードとはいえ、高性能なパソコンですね。
電源ONからWindows11の起動まで
Windows10では、Cortana(コルタナ)という音声認識機能付きのアシスタント機能が起動し設定が始まりましたが、Windows11ではCortana(コルタナ)は無いようですね。
※ メーカーや機種によって、表示される内容が異なる場合がありますので、その点はご了承ください。
国または地域の設定
住んでいる国または地域を設定します。
日本で購入したので、先頭の日本が選択された状態で表示されます。日本が選択された状態で『はい』をクリックします。
キーボードレイアウト設定
Microsft IMEを選択、というかほかの選択肢はないので、このまま『はい』をクリックします。
※日本向けのPCであれば「Microsft IME」以外の選択肢はないかと思います。見たことないですが、、、海外製だと違うかもしれません。
2つ目のキーボードレイアウト設定
通常、追加する必要はないので、『スキップ』をクリックします。
※追加するのはどんな時と思われるかもしれませんが、海外製のキーボードを使用したい場合は追加する必要があるようです。
ネットワーク接続 ~接続先選択~
ネットワークに接続します。このノートPCは有線LANコネクタがないので、無線Wi-Fiで接続します。
接続先のSSIDを選択して、『接続』をクリックします。
ネットワーク接続 ~セキュリティキー入力~
セキュリティキーを入力して、『次へ』をクリックします。
※セキュリティキーは、Wi-Fi機器によっては、暗号化キーと記載されているものもあります。
ネットワーク接続 ~接続済み~
接続先が「接続済み」となったら、『次へ』をクリックします。
アップデート確認
Windowsのアップデートの確認が始まります。
これはネットワークの環境により、すぐ終わるのか時間がかかるかが変わってきます。光回線のネット環境であれば数分で終わるので、ちょっと待ちましょう。
デバイス名設定
パソコンの名前を設定します。
このデバイス名は、通常あまり気にする必要はないので、『今はスキップ』をクリックして飛ばしても問題ないです。(後から変更できます。)
パソコンを複数台利用し、ネットワーク上でパソコンの識別をしたい場合などに設定します。一般家庭では特に必要はないと思いますが、会社などで複数台利用する場合には必要かと思います。
設定後は、『次へ』をクリックします。
Microsftアカウント サインイン
『サインイン』をクリックします。
サインイン メールアドレス入力
Microsftアカウントのメールアドレスを入力し『次へ』をクリックします。
少ないかと思いますが、初めてWindowsを使うという方は、アカウントをお持ちでないと思いますので、『作成』からアカウントを作成してください。
サインイン パスワード入力
Microsftアカウントのパスワードを入力し『サインイン』をクリックします。
デバイスの同期
サインインしたMicrosoftアカウントで、他のパソコン(買い替え前のパソコンなど)にサインインしていた場合は、その設定が同期されます。
他のパソコンでMicrosoftアカウントを利用してなければ、この画面は表示されないと思います。
指紋認証セットアップ
指紋認証ができるセンサーがあるパソコンは、ここで『はい、セットアップします』をクリックし設定します。
後から設定する場合は、『今はスキップ』をクリックします。
PIN作成
『PINの作成』をクリックします。
PINはパソコンの起動時のログインで、入力するパスワードの代わりとなるものです。設定しないとMicrosftアカウントのパスワードを入力してパソコンにログインすることになりますが、PINは4桁の数字など簡単な入力でログインできるようになり、PINはこのパソコンにしか保存されないため、セキュリティ面でも安全性が高まります。
個人的には設定することをお勧めします。それに、設定しないで使っていると設定を即す画面が良く出てきてしまい、ちょっとうざいですね。
PINセットアップ
PINを入力し『OK』をクリックします。
入力は英字と記号を含めることもできますが、ログインを簡単にするために、4桁の数字を設定するのがお勧めです。
プライバシー設定
プライバシー項目を選択して『次へ』をクリックします。
個人的には特に設定は変えないで、そのまま『次へ』をクリックで良いと思います。位置情報や診断データの送信など個人情報が送信されのが怖いと思われる方もいるかと思いますが、位置情報は「はい」を設定しないと、いろいろなサービスが利用できなくなり不便になるデメリットが大きいと思いますし、診断データなどは個人を特定する情報は送信されませんので、そんなに気にする必要はないと思います。
登録および保護 入力
Microsftアカウントの情報が入力された状態になっていますので、そのまま『次へ』をクリックします。
この設定はHPパソコンのだけの独自設定ですね。
登録および保護 同意
同意項目を選択して、『次へ』をクリックします。
同意項目のチェックはなしとなってますので、そのまま「次へ」で良いと思います。HPのサービス向上などに協力できる方はチェックして「次へ」で進んでください。
エクスペリエンスのカスタマイズ
この設定項目は、利用する個人によります。
必要な方はチェックを入れて『承諾』をクリックしてください。
必要ない方は、『スキップ』をクリックしてください。
Andoroidスマーフォン使用
Andoridのスマートフォンを利用している方で、パソコンからAndroidスマートフォンと連携したいかたは、QRコードをスキャンして『次へ』をクリックしてください。
iPhoneを利用している方やAndroidスマートフォンと連携しない方は、『スキップ』をクリックしてください。
Game Pass
PCゲームやXboxなどゲーム利用が中心の方は、『¥100に参加』をクリックでしょうか。。。私はゲームをあまりしないので、ちょっと詳しくはわかりません。
ゲームを使用しない方は『今はしない』をクリックしてください。
初期設定完了
すべての設定が終わると、この画面が表示されます。
電源を切らないで、待ちましょう。。。
このパソコンの性能では、5分程度表示されました。
Windows11起動
起動後設定したPINコードを入力し、Windows11が起動しました。
電源オンからWindows11の起動まで、この性能のパソコンと光回線のネット環境で、10分~15分くらいでした。
個人的な感覚ですが、やはりHDDのパソコンと比べると、SSDのパソコンは、早く設定が完了したかなと思います。
あと、起動までに設定した内容は基本的に後から設定変更することができる項目ばかりです。一度設定したら二度と変えられないいなんて項目はありませんので、あまり悩まずわからない項目は「スキップ」したりして進めましょう。
古いパソコンの処理
ちなみに、新しくWindow11のパソコンを購入して利用できるようになったら、それまで使用していた古いパソコンは不要になるかと思います。
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以上、今回はWindows11の初期設定について、書いてみました。
この記事が、少しでもパソコン初期設定の参考なればうれしいです!!
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